各種画像
うど小屋の
三田うど
特別料理フェア
2021年4月3日(土)~16日(金)
兵庫県三田市の飲食店4店舗で、希少な伝統栽培法の「うど小屋」で作られた「三田うど」を使った特別料理をご提供する2週間。
うど小屋で作られた三田うどの美味しさをそれぞれの料理人が表現します。三田の春を満喫くださいませ。
三田うど
有馬3号という品種で茎が赤いのが特徴。
三島うどにルーツを持つ伝統栽培法で、三田では大正5年から栽培が始まりました。なんと有馬高校の先生が教育のために始めたそうです。
(写真提供:ひょうごの在来作物保存会)
うど小屋
三田でも5年ほど前までは、うど小屋での栽培が盛んに行われておりうど小屋は、三田の冬の風物詩でした。最近では作業の大変さや藁不足、高齢化などによりハウス栽培に切り替わっています。
現在はうど小屋での栽培農家さんも2軒のみとなってしまいました。
農家さんを訪れたときに「今年が最後になるかもしれない」というお話を聞いて、なんとか残してほしい思いになりました。そのためには、まず皆様にうど小屋の三田うどのすばらしさについてもっと知ってもらわなくては!と思い至りました。
うど小屋の中の様子
生産者の和泉さんを2月中旬に訪れたときの動画です。このように大変な苦労をかけて育てられているんですね。ちなみに、熱源は、干し草・米ぬか・水からの発酵熱なんです。うどの芽を温め、成長させているんですね。いろいろ難しい問題はありますが、なんとか続けていく方法を考えてみたいですね。
うど小屋の三田うど特別料理フェア
4月3日(土)〜16日(金)までの2週間、地元飲食店(トレントゥーノ、アジャン、バーシェールバッカス、こにし家)にて、三田うどの中でも希少な「うど小屋の三田うど」を用いて特別料理をご提供します。
それぞれの店舗へのご予約、心よりお待ちしております。
熟練の勘と経験に基づいた温度管理のもと育てられた「うど小屋の三田うど」は、柔らかく瑞々しい上に爽やかな香りや苦みがあり風味豊かで甘みが特徴です。山うどや他の環境で育つうどとは違い、上品さと野性味を兼ね備えており、土地の味わい、手間暇を惜しまない育て方や春を感じとることができるドラマチックな食材です。
繊細な味わいゆえに料理人のセンスや腕が問われる食材でもあります。またお酒と食べ合わせると繊細なうどの味わいが広がり、香りに変化がおこります。この時期ならではの「うど小屋の三田うど」料理で、ぜひ春の訪れを味わってください。
発起人:こにし家 店主
熹志 侑紀但(きし うきただ)
フェア参加店舗とお料理【4月3日(土)~16日(金)】
※4月1日からの営業時間短縮要請を受けた営業時間に変更しました。
Bar Cher Bacchus
(シェールバッカス)
TEL: 090-8534-6016
営業時間:17:00~21:00
定休日:月曜日・火曜日
提供料理(予定):三田うどカクテル
オーナー:吉岡雅紀さん
Brasserie Agen
(アジャン)
所在地:兵庫県三田市三田町30-7
TEL: 079-564-0170
営業時間:11:00~14:00(LO)、
17:30~21:00
定休日:水曜+月一回不定休
提供料理(予定):三田うどのグリル、金華サバとスルメイカのマリネ
オーナーシェフ:佐藤卓さん
La Cucina Italiana Trentuno (トレントゥーノ)
TEL:079-562-1662
営業時間:11:00~15:00 (LO14:00)、
17:30~21:00 (LO 20:30)
定休日:木曜+不定休
提供料理(予定):三田うどのオレキエッテ
オーナーシェフ:藤本雅仁さん
こにし家
所在地:兵庫県三田市三輪1-13-28
TEL:079-563-5248
営業時間:17:00~21:00(お昼は要予約)
定休日:月曜
提供料理(予定):うどの含め煮
店主:熹志 侑紀但(きしうきただ)
若主人:小西 智允(こにしさとちか)